ワーホリでシェアハウス生活2年!住んで分かった共同生活のメリット

すみません、ちょっとタイトル詐欺です。

ほんとは2年ではなく1年10ヶ月なんですが、歯切れが悪いので2年にしました。

悪しからず・・・。

ということで、ニュージーランドワーホリで同じシェアハウスに2年(ほんとは1年10ヶ月)住み続けて分かった共同生活のメリット、をテーマにお話したいと思います。

多分、私のような人はなかなかいないと思います。

ワーホリの醍醐味って、いろんな都市を旅行しながらホステルに泊まったり、住み込みのシーズナルジョブをしたりすることだと思うので。

でも、離れるなんて考えられないくらい居心地がよくて、最高に楽しいシェアハウス生活だったんです。

ワーホリでシェアハウスに住むってどうなの?と思っている方、ぜひ参考にしてくださいね。

 

こんな人に読んで欲しい

・シェアハウスってなんか楽しそうと思っている人
・シェアハウスを選ぶ時の注意点を知りたい人
・日本人のみのシェアハウス生活に抵抗がある人

 

ニュージーランドのシェアハウス事情

 

ニュージーランドでは不動産と契約して家を借りるよりも、家のオーナーと直接やり取りをしてフラット(シェアハウス)に住むのが一般的。

そのため家の空き状況はネットでシェアされ、「今住んでいる人が帰国するので、次に入ってくれる人を募集します」といったシェアメイト募集の広告は常に更新されます。

サイトは現地人向けのTrade Me、そして日本語サイトのNZdaisuki.comが有名どころで、日本人ワーホリのほとんどはNZdaisuki.comを使って家を探します。

気持ちの良いシェアハウス生活を送るには、自分できちんと契約内容を確認することが大切です。

後になってこんなはずじゃなかったのに、ということがないよう、オーナーとはしっかり話をしましょう。

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ニュージーランドワーホリでシェアハウス生活2年

私が住んでいたシェアハウスはお庭のある一軒家で、シティからバスで15分ほどの好立地。

オーナーは在住歴15年以上の日本人ご夫妻で、かわいい女の子がふたりいました。

そしてもう一人、日本人女性のシェアメイトも。

私はおよそ2年の間、この5人と一緒に共同生活をしていました。

シェアハウスを探し始めた当初は、せっかくのワーホリだから外国人とのシェアがいいかな、と思っていたのですがなかなか良いシェアハウスが見つからず。

最終的に選んだのは日本人のみのシェアハウスでしたが、住んでみるとそのメリットは多く、なにより信頼できるとても良い人たちだったので、私のワーホリはこの家族のおかげでとても充実したものになりました。

この家族は私にとって第二の家族のような存在になり、今でも連絡を取り合っています。

また、この日本人ご夫妻は10年以上シェアハウスのオーナーをしており、昔のシェアメイトも時々ニュージーランドに遊びにくるほどの仲。

私が住んでいた時も、結婚したりこどもが産まれたりした昔のシェアメイトが、家族連れで遊びにくることがありました。

海外のシェアハウスで出会った人と、ここまで気の置けない仲になるのは珍しいのではないかと思います。

オーナーご夫妻が「世界中に子供や孫ができたみたいで嬉しい」と言っていたのがとても印象に残っています。

 

ワーホリでシェアハウスに暮らすメリット

ワーホリでシェアハウスに住むまで、一度も共同生活を経験したことのなかった私は、シェアハウスってどうなんだろう?知らない人と一緒に住むのって大変そう・・・と思っていました。

住んでみるといろいろメリットがあったのでご紹介します。

 

絶対的な安心感でホームシックとは無縁

 

ニュージーランドで暮らしていた間、私は一度たりともホームシックになったことがありません。

慣れない海外生活ではホームシックになる人も多く、それが原因でやむを得ず帰国を選ぶ人もいるくらいです。

シェアハウスでは、ニュージーランド生活を始めたばかりの私を気遣ってくれる家族に恵まれ、日本と同じくらい温かい環境で暮らすことができました。

また、オーナーご夫妻や日本人シェアメイトは海外での経験が豊富ということもあって、私が抱える悩みや疑問にも的確なアドバイスをくれます。

いつも程よい距離感で接してくれるので、ひとりで悩みを抱えてしんどくなってしまう、という状況になることもありませんでした。

 

日本語で会話できる相手がいる

 

私はローカルジョブをすることにこだわっていました。

そのため外では英語、シェアハウスでは日本語、と区別することでバランスをとっていました。

日本語で会話できる相手がいないというのは、多分想像以上にストレスです。

日本人シェアメイトはローカル企業で働いていますが、「一日中仕事で英語喋るのに家に帰ってまで英語で喋るなんて無理!」と言っていました。

英語が堪能であっても、日本語で会話する機会がないというのは大きなストレスのようです。

英語が未熟な私は、日本語で会話ができるシェアハウスに住んでいたおかげで、ストレスをためることなく生活できました。

 

一時帰国・長期帰国の時に安心して離れられる

 

私は一度、家族に不幸があった際に一時帰国しました。

一週間程度の帰国でしたが、シェアハウスには常にだれかがいるので、防犯面に不安はありませんでした。

そして、シェアメイトはアニュアルリーブ(有休)で一年に一回長期の帰国をしますが、その時に部屋の空気の入れ替えのため時々窓を開けてほしいとお願いされたりしました。

信頼できる人と一緒に暮らすことで、一時帰国や長期帰国の時も安心して家をあけることができます。

また、自分が不在の時に届く日本からの荷物や郵便物も、家にいる誰かが受け取っておいてくれたりします。

日本の宅配便とは違い、ニュージーランドでは再配達に追加料金がかかったり、自分で郵便局まで出向く必要があったりします。

私の代わりに荷物を受け取ってもらえて助かった、ということが何度かありました。

 

食材のシェアやホームパーティーができる

 

ひとりで食べるにはちょっと多い野菜やお肉をシェアしたり、調味料は共同で使ったりと、食材を無駄にすることなく使うことができます。

私は自分が作ったものをおすそ分けするよりも、オーナーご夫妻やシェアメイトからおすそ分けをいただく方が遥かに多く、食べ物に困ることもありませんでした。

また、ホームパーティーはお祝いごとがある度に開かれました。

英語の資格試験が終わった時、語学学校を卒業した時、ワーホリで初めての仕事が決まった時、誕生日、クリスマス、海外転職が決まった時、帰国直前などなど・・・。

挙げればキリがないほど、人生のイベントごとを一緒にお祝いしてもらいました。

およそ2年という長い期間をともにする中、数え切れないほどのホームパーティーをしてもらったので、このご恩はこれからゆっくり返していこうと思っています。

 

自分が知らない現地情報が入ってくる

 

在住歴の長いオーナーご夫妻と現地で生まれ育ったふたりのこども、そしてローカル企業で働くシェアメイト。

ニュージーランドを知り尽くした人たちから得る情報は、ワーホリで短期滞在するだけの私には知りえないことばかりでした。

美味しいお店やおすすめの観光地はもちろん、近付かない方がいい少し危険な地域まで、さまざまことを教えてもらいました。

一緒にキャンプに連れて行ってもらった時には、ガイドブックには載っていない秘密のスポットへ寄ってくれたこともありました。

さらに、ローカルジョブでトラブルに巻き込まれた時は対処法を一緒に考えてくれて、とても心強かったです。

参考記事

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シェアハウスを選ぶ時の注意点

家賃・光熱費などお金の確認をきちんとする

お金の話はきちんとしましょう。

ニュージーランドの家賃は一週間○ドル、と設定されていることが多いです。

その家賃から追加で支払うものがないかどうか、予め確認しておいた方が無難です。

オーナーによっては電気代が上がる冬場は家賃に追加して電気代を支払って欲しい、と言われることもあります。

後から知って「そんな話聞いていない」とならないよう、気を付けてください。

また、支払い方法は現金なのか、振り込みなのか、これもオーナーによって違います。

振り込みであれば早々に銀行口座を開設する必要があると思うので、契約の際によく話し合ってください。

そして、契約が終わりシェアハウスでの生活が始まったら、決められた支払日にきちんと家賃を支払いましょう。

初めはお互いよく知らない状態で共同生活が始まるので、家賃の滞納があると信頼関係を築くことができません。

一度でも滞納するとすぐに家を追い出される可能性もあるので、ここは大人のルールとして支払日は守ってください。

 

門限など家のルールがあるか確認する

オーナーが門限を定めている場合、その門限を守れないのであれば別のシェアハウスを探しましょう。

少しくらい問題ない、と思っていると後から大きなトラブルになる可能性もあります。

また、洗濯機や乾燥機など大きな音が出るものは夜22時以降の使用を禁止にしていたり、友人を部屋に招いて泊めるのは禁止にしていたり、オーナーによって家のルールはさまざまです。

家賃同様、契約の際に予め確認しておきましょう。

 

条件面だけでなくお互いの人柄を知る

共同生活をするからには信頼できる人と一緒がいい、と思っているのは家を探す側の人だけではありません。

オーナーも、信頼できる人に住んで欲しいと思っています。

オーナーの中には、家賃さえ払ってもらえれば一緒に住む人はどんな人でもいい、と思っている人もいるかもしれませんが、おそらく少数派です。

シェアハウスの内見の時にはオーナーとよく話し、どういうシェアメイトを望んでいるのか、確認することをおすすめします。

 

まとめ:日本人だけのシェアハウスは最高に楽しかった

私は、このシェアハウスに住み始めてから帰国するその日まで、海外で日本人と共同生活するということにデメリットを感じることはありませんでした。

中には「日本人ばっかりで住むのって微妙じゃない?」と聞いてくる人もいたんですが、その度に私は「全然!めちゃくちゃ楽しいよ!」と答えていました。

どうせ一緒に住むなら楽しんでもらいたいからね、というのがオーナーご夫妻の口癖で、本当の家族かのように接してもらって感謝しかありません。

シェアハウスを探していた当時の私のように、外国人とのシェアがいいけどなかなか良いシェアハウスが見つからない、と困っている人がいるなら、ぜひ日本人だけのシェアハウスの良さにも目を向けてほしいなと思います。

 

ワーホリ情報は事前に集めよう(もちろん無料!)

ワーホリには興味があるけどよく分からなくて不安、という方は留学エージェントの無料相談を使って、賢くワーホリ情報を集めてくださいね。

無料相談と言っても相手は留学支援のプロなので、ワーホリ中の過ごし方や帰国後の進路など、気になることはどんどん質問して大丈夫です。

もちろん、シェアハウス事情も教えてもらえます。

私はシェアハウスのデメリットが思いつかないほど楽しい生活を送ったので、留学エージェントに「シェアハウスのデメリットって・・・?」と聞いてみるのもいいかもしれません。

何事にもメリット・デメリットがあると思うので、その両方を把握しておいた方が安心です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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