転職エージェントを10社以上使って分かった!複数利用のメリットとは

転職エージェントと聞くと、どんな印象を持つでしょうか。

自分に合った求人を紹介してくれたり、面接対策をしてくれたりと、さまざまサポートをしてくれる転職エージェント。

上手く使えばそのメリットは大きいのですが、世間では

  • 高圧的な態度でむかつく
  • 希望と全然違う求人を紹介される
  • 面談後、求人紹介の連絡がこない
  • 求職者を商売道具としか思っていない

といった、ネガティブな印象もかなり目立ちます。

このようなネガティブな印象を受けて

 

女性のイラスト
いろんな噂を聞くけど、どこの転職エージェントが良いんだろう?

 

女性のイラスト
転職エージェントって何社くらい使ったらいいの?

 

と悩んでしまう人も多いはず。

実際、ネット上には転職エージェントの口コミが数多く掲載されていますが、人によって評価はさまざまなので、何を信じていいか分からなくなっている人もいるかもしれません。

「おすすめの転職エージェント」として紹介されているエージェントであっても、ひどい口コミが含まれていることもあります。

私は10社以上の転職エージェントに登録して転職活動をしていましたが、たくさんのキャリアアドバイザーに多方面から助言をもらえたのはとても良かったと感じています。

そこで、この記事では私の実体験をもとに、転職エージェントを複数使うメリットや口コミの実態についてお話したいと思います。

 

こんな人に読んで欲しい

・これから転職しようと思っている人
・転職エージェントにネガティブな印象を持っている人
・転職エージェントを複数使うメリットを知りたい人

 

転職エージェントを10社以上使って分かったこと

転職エージェントの口コミは気にしなくていい

ネット上に掲載されている転職エージェントの口コミを見て、どの転職エージェントを使えばいいんだろう?と悩んでいては、転職活動が前に進みません!

正直言って、転職エージェントの口コミほど当てにならないものはありません。

なぜかというと、キャリアアドバイザーの当たりはずれによって口コミはいくらでも変わるからです。

転職エージェントには多くのキャリアアドバイザーが在籍していますが、彼らはその転職エージェントにとって「顔」となる存在です。

そんな彼らの対応が悪ければ、「担当キャリアアドバイザーの対応が悪い」=「この転職エージェントは使えない」、という評価になってしまうのは当然とも言えます。

実際、私もこのキャリアアドバイザーとは合うけど、あのキャリアアドバイザーとは合わない、ということを何度か経験しました。

そしてそんな経験をする度に、「キャリアアドバイザーと合う=この転職エージェントはとてもいい」、「キャリアアドバイザーと合わない=この転職エージェントは最悪」といった感じに、脳内変換していました。

具体的にどのようなことを合わないと感じたかというと、

  • 面談時に求職者の話を聞きながらよそ見ばかりする
  • 真剣に転職を考えているのに「今の仕事を続けたらどうですか」と言われる
  • 応募したい求人を伝えたのに応募手続きを進めてもらえない/忘れられている
  • 敬語が使えない
  • 他の転職エージェントを悪く言う
  • 他の転職エージェントを通して転職先が決まりそうになると態度が悪くなる

といった内容です。

これをどう感じるかは個人差があると思いますが、私にとっては不愉快な出来事で、合わないと感じるには十分でした。

このように、担当キャリアアドバイザーとの相性が悪ければ、自分にとってその転職エージェントは「役に立たない」、「自分のことを適当に扱うひどいエージェント」という印象が残るため、どうしてもネガティブな評価になってしまいます。

そして残念ながら、評判のいい大手転職エージェントにも、このような不快なキャリアアドバイザーはいたので、大手だから安心というわけではないと実感しました。

転職エージェントを10社以上使った今では、転職エージェントに対する評価なんて担当のキャリアアドバイザー次第でかなり変わる、ということが分かります。

そういうわけなので、口コミは当てにする必要ありません。

 

転職エージェントは何社でも使えばいい

「転職エージェントには何社登録すべき?」という問いへの答えは、「何社でも登録して良い」に限ります!

世間一般では大手3社に登録しておきましょう、というのが定番のように見受けられますが、3社に絞らなくてもまったく問題なし。

転職エージェントと言っても大手転職エージェント、総合転職エージェント、特化型転職エージェントなど、その業態はさまざまです。

気になる転職エージェントが複数ある場合、その中から1社を選ばなければいけないという決まりはありません。

それが5社であっても10社であっても、「この転職エージェントは良さそうだな」、「こっちのエージェントも気になるな」と思うのであれば、登録すれば大丈夫です。

担当のキャリアアドバイザーと話を進める中でこのエージェントは自分には合わないかも、と思えばその時点で使うのをやめればいいだけ。

私は10社以上というかなりの数の転職エージェントを使っていましたが、そのおかげで自分にぴったりのエージェント(キャリアアドバイザー)を見つけることができたので、これだけ多く使って良かったなと思います。

 

転職エージェントを複数利用するメリット

転職エージェントを複数利用することで

  1. 他の転職エージェントが持っていない求人に出会える
  2. 相性のいいキャリアアドバイザーが見つかる

といったメリットがあります。

 

他の転職エージェントが持っていない求人に出会える

上述した通り、転職エージェントの業態はさまざまなので、それぞれ強み・弱みがあります。

転職エージェント1社だけから求人情報をもらうよりも、3社あるいは5社からもらった方が選択肢の幅が広がるのは言うまでもありません。

私が使っていた転職エージェントの中にも、そのエージェントしか持っていない特別求人を持っているエージェントがあり、他のエージェントからは聞くことができない話をたくさんしてもらいました。

 

相性のいいキャリアアドバイザーが見つかる

複数の転職エージェントを使っていると、自分にぴったりの求人を紹介してくれたり、親身に面接対策をしてくれるキャリアアドバイザーに出会う確率が上がります。

転職エージェントをひとつに絞ってしまうと、担当キャリアアドバイザーとの相性が悪かった時が本当にしんどいと思うんです。

担当者を代えてもらうことができるといっても、中にはなかなか言い出せない人もいますよね。

スパッと割り切って「担当者を代えてください」と言える人ならいいですが、そうでないなら複数の転職エージェントを使いながら、相性がいいキャリアアドバイザーと真剣に話を進めた方が精神的なストレスが軽減されます。

そして合わないキャリアアドバイザーとは無理に連絡を取り続ける必要もなく、「他に良い求人があったのでそっちに集中します」と伝えてしまって大丈夫です。

ただでさえストレスのかかる転職活動なので、人間関係の余計なストレスをため込まないようにしてくださいね。

 

転職エージェントを複数利用するデメリット

転職エージェントの複数利用は、メリットばかりというわけではありません。

複数利用することによって

  1. 同じやり取りを複数回する必要がある
  2. 単純にスケジュール管理が大変

といったデメリットがあります。

私はこれらのデメリットを考慮してもなお、複数利用のメリットは大きいと思っています。

それでも、複数利用するのならやはりデメリットもきちんと知っておくことが大切。

ということで、上記二点についても解説します。

 

同じやり取りを複数回する必要がある

転職エージェントに登録するとまず、キャリアアドバイザーとの面談があります。

この面談ではこれまでの経歴や希望職種、希望年収など、細かい話を30分~1時間かけてします。

複数の転職エージェントを使うことでこのやり取りを何度もすることになるので、その時間が無駄だなと感じるかもしれません。

私は10社以上の転職エージェントに登録し、たくさんのキャリアアドバイザーと話しましたが、中には他のキャリアアドバイザーが聞かないような質問をして、私の良さを引き出してくれる人もいました。

面談で話す内容はほとんど同じでも、そうやってより細かいサポートをしてくれるキャリアアドバイザーにも出会えたので、私はあまり時間の無駄とは思いませんでした。

 

単純にスケジュール管理が大変

複数の転職エージェントを通して求人に応募していると、面接の予定を組むのが大変です。

面接の日程を組む時は、求職者側と企業側の希望をすり合わせてから決めるので、自分の希望が通らないということはありません。

きちんと管理さえしていれば、別のエージェントを通して応募した企業の面接とかぶる心配もありませんが、当然ながら多くの転職エージェントを使えば使うほど、スケジュールの管理が難しくなります。

基本的に面接希望日は2、3候補を聞かれるので、他社との面接とかぶらないよう気を付けてください。

 

転職エージェントを複数利用する時の注意点

各転職エージェントのキャリアアドバイザーに、複数の転職エージェントを使っているという旨を伝えておきましょう。

というのも、転職エージェントは同じ求人を扱っていることも多々あります。

転職エージェントAを通して応募した企業Aがあった場合、転職エージェントBを通して企業Aに応募するのは規則違反です。

黙っていれば分からないだろうという話ではありません。

もし規則を犯してしまうと、転職エージェントAと転職エージェントB、さらには企業Aからの信頼を失うことになり、転職支援を受けることができなくなってしまいます。

転職エージェントを使う際は、規約をよく読んでお互い気持ちよくコミュニケーションをとってくださいね。

 

まとめ:転職エージェントの複数利用で納得の転職を

 

転職エージェント10社以上使うなんてどうかしてる!と思う人もいるかもしれませんが、いろんなキャリアアドバイザーと話をしたことで、私は自分の目指す転職を実現させることができました。

ネット上の情報や口コミに惑わされることもあると思いますが、まずは気になる転職エージェント全てに登録して、そこから自分に合う転職エージェント(キャリアアドバイザー)を絞っていくことをおすすめします。

始めに選択肢を多く用意しておけば、あとは消去法で厳選していくだけなので、効率よく満足度の高い転職をすることができますよ。

 

>CHIALOG

CHIALOG

Thank you for visiting my website♡
Feel free to leave a comment!