【英語履歴書サンプル】海外で働きたい人へカバーレターの書き方徹底解説

海外で働く際に欠かせない英語履歴書。

英語履歴書を書いたことがない人は、何を書けばいいんだろう?と、頭を悩ませてしまう人もいると思います。

そこで今回は、カバーレターの書き方を解説したいと思います。

この記事で使用する英語履歴書の見本は、実際に私がニュージーランドの医療施設で働く際に作成したものです。

スマホで見るとレイアウトが崩れるので、パソコンまたはタブレットでの閲覧をおすすめします。

 

海外で働きたい人に必要な英語履歴書

海外の履歴書は日本のように決まったフォーマットがありません。

そのため、自分というキャラクターを存分に出すことができるのですが、英語履歴書を書いたことがない人にとっては難しいと思います。

英語履歴書は

  • カバーレター
  • レジュメ

上記二点から構成されます。

この記事では、カバーレターに焦点を当てて解説を進めていきます。

留学やワーホリの仕事探しであれば、カバーレターは不要です。レストランやカフェなどのローカルジョブでも、レジュメひとつで問題ありません。ただし、現地企業(例:ホームセンター、園芸店、病院、福祉施設、空港など)に応募するのであれば、カバーレターを添えた正式な英語履歴書を用意しましょう。

 

英語履歴書を構成するカバーレターとは

カバーレターとは、応募する企業に向けた挨拶文です。

挨拶文と言っても、「はじめまして、〇〇です。貴社の〇〇部門で働きたいと思っています。」といった、単なる挨拶をするためのものではありません。

海外でも日本と同じようにまずは書類審査があるので、カバーレターの内容次第で面接に進めるかどうかが決まります。

私を採用することであなた(企業)にはこんなメリットがありますよ、とカバーレターの中でしっかり自己PRすることが大切です。

 

カバーレターに書くべき項目

  • 氏名
  • 連絡先(住所、電話番号、メールアドレス)
  • 日付
  • 宛名(企業名、応募部署名、採用担当者名)
  • 本文(経歴を含めた自己PR)

 

記入例

[NAME]

1A ABC Street, Auckland, New Zealand 0123
PHONE: 012 345 6789   EMAIL: acb123@gmail.com  ※1


10, May 2020

XXXXXXXXXXX Company Limited   ※2
101 XXX Road,
Acukland, New Zealand 0123   ※3

Dear Sir/Madam,   ※4

I am a highly motivated and a hard-working individual with extensive nursing experience.

During my nursing years in Japan, I was able to build good relationship with elderly with my out-going personality. My job included caring for patients’ meals, hygiene, change of clothes, bathing, bedding requirements (including care for patients’ posture, changing patients’ bed position and treatment for bedsores), patient transferring and discharge.

I believe my experience from Japan nursing school and my approach to connect and communication with the elderlies will be beneficial for me to support the elderlies in New Zealand.

Please find my enclosed resume that I meet all of these qualifications you are looking for and more. I would very much like to discuss opportunities with [Company Name]. Please contact me on [Phone Number]. I would love to schedule an interview with you.

Thank you for taking the time to review my resume. I look forward to hearing back from you.

 

Yours  Faithfully,   ※5

 

[NAME]   ※6

 

※1
氏名、住所、電話番号、メールアドレスを書きます。氏名は他の部分より大きめに強調させて下さい。

※2
企業名を書きます。省略せず正式名称を書きましょう。

※3
企業の住所を書きます。

※4
これは採用担当者の名前が分からない場合の書き方です。名前を知っている場合はMr. XXXXまたはMs. XXXXと書きましょう。

※5
日本語の「敬具」にあたる部分です。ここで注意が必要なのですが、宛名を上記のように「Dear Sir/Madam」とした場合は「Yours Faithfully」と書き、採用担当者の個人名を書いた場合は「Yours Sincerely」と書かなければなりません。相手の氏名を書いたか書いていないかで、敬具の単語も変わってくるので間違えないようにしましょう。

※6
最後に自分の名前も忘れずに。

マーカー下線部
本文は自分の経歴を織り交ぜながら、しっかり自己PRできる内容に仕上げましょう。ポイントは、「この人を採用したら活躍してくれそう」と企業に思わせることです。

 

海外で働くために必要なカバーレターはパソコン作成が基本

英語履歴書はパソコンで作成するのが一般的です。

ワードにはいくつか履歴書のテンプレートが入っているので、デザインにこだわりがある人は、テンプレートの仕様がおすすめです。

私は「青灰色の履歴書」というテンプレートを使いました。

同じ内容を書いていても、レイアウトが変わるだけでずいぶん見違えるので、人と差をつけたい人はデザインにこだわってもいいと思います。

最初にもお話した通り、英語履歴書には決まったフォーマットはないので、自由度は高いと言えます。

とは言え、肝心なのは「何が書かれているか」なので、見た目よりも中身を充実させることを心がけてくださいね。

 

海外で働くためにネイティブにカバーレターを添削してもらおう

誤字脱字や文法ミスがあるとそれだけで不利になります。

正直、ワーホリの仕事探しなら少しくらい肩の力を抜いてやってもいいと思いますが、海外就職となるとやっぱり書類審査を突破できる英語履歴書でなければなりません。

完成したものは、必ずネイティブに添削してもらって完璧な状態にしてくださいね。

 

まとめ

以上、カバーレターの書き方でした。

日本の履歴書はまだまだ手書きが歓迎される雰囲気があったり、証明写真が必須だったりするので、そう考えると英語履歴書はずいぶん違って見えますよね。

その分、書くのが難しそうだと感じてしまうかもしれませんが、何度か書いているうちに慣れてくるので、頑張って取り組みましょう!

下の記事ではレジュメの書き方を解説しているので、こちらも参考にしてください。

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