【英語履歴書サンプル】海外で働きたい人へレジュメの書き方徹底解説

今回はレジュメの書き方を解説していきます。

前回と同じく、見本として使用する英語履歴書は、ニュージーランドの医療施設で働く際に作成したものです。

スマホで見るとレイアウトが崩れるので、パソコンまたはタブレットでの閲覧をおすすめします。

 

海外で働きたい人に必要な英語履歴書

英語履歴書には決まったフォーマットがないので、自由に作成することができます。

英語履歴書は

  • カバーレター
  • レジュメ

上記二点で構成されます。

留学中やワーホリ中に仕事を探す場合、カバーレターはなくても問題ありませんが、レジュメは必須となります。

私は、ワーホリの仕事探し用に作成したレジュメを転職活動でも使っていました。

一度作成してしまえば使い回しできるのでラクチンです。

 

英語履歴書を構成するレジュメとは

レジュメとは日本で言うところの職務経歴書にあたるものです。

職歴、学歴、取得資格をメインに書きます。

カバーレターで自己PRした部分を補い、説得力を持たせる役割を担うのがレジュメだと私は思っています。

文章で長々と書かれたレジュメは嫌われる傾向にあるので、要点を押さえた簡潔なレジュメに仕上げるよう心がけましょう。

基本的に箇条書きでかまいません。

また、応募職種に必要ないと思われる情報は無駄と判断されかねないので、迷ったら書かない!の方向で。

すき間なく一生懸命書いたからといってそれが評価に繋がるわけではありません。

 

レジュメに書くべき項目

  • 氏名
  • 連絡先(住所、電話番号、メールアドレス)
  • 学歴(最終学歴のみでよい)
  • 職歴(アルバイトを含めてよい)
  • 資格(応募職種に関連する資格のみでよい)

 

記入例

PROFILE   ※1
[NAME]

CONTACT   ※2
PHONE: 012 345 6789
ADDRESS: 1A ABC Street, Auckland, New Zealand 0123
EMAIL: abc123@gmail.com

VISA   ※3
Working Holiday
(Expire date: 11, May 2020)

HOBBIES   ※4
Baking
Travelling
Instruments
Languages

EDUCATION   ※5
New Zealand English School (New Zealand)
April 2018 – March 2019
・General English Course
・Teaching English to Speakers of Other Languages Course
・Teaching English to Child Speakers of Other Languages Course

XXXXXXXXXXXX University (Japan)
April 2014 – March 2018
Qualification: Bachelor’s degree
Field of study: The Science of Nursing


WORK EXPERIENCE   ※6
XXXXXXXXX General Medical Care Centre (Japan)
April 2014 – March 2018: Nurse at Nero Surgery, Vascular Surgery, Gastrointestinal Surgery, Cardiology
Job Description: Care for patients’ meals, Hygiene, change of clothes, Bathing, Bedding requirements, Patient transferring and discharge, Coaching and training of beginner nurse


SKILLS   ※7
Languages
・Japanese - native
・English – advanced intermediate

Nursing
・General practice nurse
・Public health nurse

 

※1、2
氏名、連絡先を書きます。

※3
ワーホリの場合、持っているビザの種類と期限を書いておくと親切です。ワーホリは人の入れ替わりが激しいので、ビザの期限がたくさん残っている人から優先的に採用される傾向があります。

海外就職の場合は、内定をもらってからビザ申請手続きに入るので、ここは気にしないでください。

※4
趣味は書いても問題はないですが、あまり見られないと思います。それこそ無駄な情報かも。

※5
学歴は最終学歴のみでいいですが、私は自分の英語レベルを示すという意味で語学学校のコースも書いていました。

※6
ワーホリの場合、職歴にはアルバイトを含めて大丈夫です。カフェやレストランで働く人が多いと思うのでホスピタリティー系のアルバイトの経験があれば遠慮なく書きましょう。

海外就職の場合、アルバイトの経験は書いても書かなくてもかまいません。私は応募企業や応募職種に合わせて変えていましたが、アルバイト歴を書いたせいで書類審査に落ちたことはありません。書いた方がプラスになるのであれば書いておきましょう。

※7
応募職種に関連する資格や免許があれば書きましょう。語学に関しては、IELTSなどの国際的な資格があれば強みとして認められます。TOEICは、日系企業が評価基準として用いることが多いので、海外での認知度は低いです。

その他のアドバイスとして、PCスキルがある人はどんな職種に応募するにしても書いておいて損はないと思います。

私はワード・エクセル・パワーポイントしかできないので、PCスキルについてレジュメには書いていませんでしたが、面接の時にPCスキル(特にエクセル)に関して聞かれることが多かったので、書いておけば良かったかなと思いました。

書くとすれば上記の「SKILLS」の部分に

Computer
Microsoft Word, Excel, Power Point - Intermediate level

という感じで、自分のスキルに合うように書き足せば大丈夫です。

 

海外で働くために必要なレジュメはパソコン作成が基本

英語履歴書はパソコンで作成するのが一般的です。

私はカバーレターと同じく、レジュメもワードに入っている履歴書のテンプレート「青灰色の履歴書」を使って作成しました。

見ての通り左右に分かれているデザインなんですが、この記事にはテンプレートの型をそのまま引っ張ってきたので、ちょっと(いやかなり)窮屈な見た目になってしまいました。

実際にワードで作るとすっきりとした見やすいレジュメに仕上がるので、このテンプレートを使ってレジュメを作ろうかと考えている方、ご心配なく。

そして、完成したレジュメは必ずネイティブに添削してもらってください。

誤字脱字、文法ミスは命取りです。

日本では履歴書に誤字脱字があると印象が悪くなり、それだけで落ちることがあると思いますが、これは海外でも同じです。

書類審査で落とされないよう、ネイティブに入念にチェックしてもらいましょう。

カバーレターの書き方はこちらの記事で解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

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まとめ

以上、レジュメの書き方でした。

日本の履歴書のようにフォーマットがないのは初心者にとってはつらいですが、何度か書いているうちに慣れてきます。

私も初めは何から手を付けようかと頭を悩ませましたが、書き始めるとコツがつかめてきました。

一度書き方のコツがつかめれば、あとは応募職種に合わせて細かい部分を変更したり、アレンジを加えたりしていくだけです。

自分の魅力がしっかり伝わるレジュメを作って、やりたい仕事をやりましょう^^

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