自然豊かなニュージーランドでのゆったりとした留学生活、私にはぴったりでした。
留学先では、日本での何不自由ない生活とは違う不便なことや大変なこと、そしてちょっと引いてしまったことなどいろいろありましたが、そんなことも全部ひっくるめて最高の思い出として残っています。
この記事では、私がニュージーランドで留学生活を送って感じたことをまとめました。
ニュージーランドって留学先としてどうなんだろう?と思っている方の参考になれば嬉しいです。
留学先を選ぶ時のポイント
世界には魅力的な留学先がたくさんあります。
私はあまり時間をかけずにニュージーランドに決めたのですが、どこに渡航するか悩む人も多いと思います。
何を重要視するかにもよりますが、だいたいの人は
- 治安
- 物価
- アメリカ英語かイギリス英語
といったことで悩むのではないでしょうか。
そんな時は、まず自分の希望や譲れない条件を紙に書き出してみると、留学先選びの手助けになると思います。
書き出した条件と照らし合わせながら候補に挙げた国を調べて、ココだ!と思う国があれば、きっとそこで素晴らしい体験を得られるはず。
また、その地に住んでいる人のSNSをチェックすると、現地での生活を想像しやすくなりますよ。
私は旅行でニュージーランドに行ったこともなければ、現地に知り合いがいるわけでもなかったので、いろんな人のSNSを見て情報を得ていました。
留学先をニュージーランドに決めた理由
私が譲れない条件として挙げたのは以下の通り。
- 寒いのが苦手なので温かい都市がいい
- はじめての留学なので特に治安の良さは重要視したい
- 今ある貯金で生活したいので物価が低い国が良い
- 都会よりも田舎の生活の方が好き
- 日本との時差が少ない国がいい
この条件のもと、オーストラリアとニュージーランドを比較して最終的にニュージーランドに決めました。
とか言ってますが、実際ほとんど悩まずに決めたので、「ニュージーランドのことよく知らないし、行ってみたら楽しいかも」くらいの気持ちでした。
全然参考にならないですね^^;
ニュージーランド留学をして感じたこと
思ったよりも寒い
暮らし始めて気付いたのですが、オークランド、意外に寒いです。
と言うかそもそも、ニュージーランドは冬が長い気がします。
季節は日本と逆なので12月~2月が夏、3月~5月が秋、6月~8月が冬、9月~11月が春となり、四季のある国ですが、元々寒がりの私の体感では4月~12月が冬、1月~3月が春らしいかもという感じでした。
そんな中、現地の人たちは冬でも半袖に短パンだったり、ビーチに飛び込んで行ったりしていたので、かなり衝撃を受けました。
(少数派だとは思いますが)
また、私にとってはバスのクーラーがめちゃくちゃきつかったです。
真冬以外はずっとクーラー効いているので羽織は必須です。
ただ感じ方には個人差があるので、寒がりな人は防寒具しっかり持って行っておけば大丈夫。
もしくは現地で購入すれば解決することなのでご心配なく。
普通に暮らす分には治安は良い
幸い、ニュージーランド滞在中に身の危険を感じたことはありませんが、強いて言えばこのひとつ。
現地に着いて初めの1ヶ月間は、学校から電車と徒歩合わせて40分ほどの街でホームステイをしていました。
最寄駅からホームステイ先までは徒歩で10分弱と遠くない距離でしたが、ホストマザーには帰りが17時を過ぎるようなら迎えに行くから必ず連絡するように言われていたので、帰宅時間はいつも気を付けていました。
日中は特に問題なくても、日が暮れると少し空気が変わるような地区も実際にあります。
ホームステイを終えた後は、学校からバスで20分ほどのシェアハウスに引っ越しましたが、こちらはバス停から家までが徒歩1分の距離で、さらに閑静な住宅街だったので、日が暮れても不安を感じることはありませんでした。
とは言え、街灯の少ないニュージーランドでは、夜は早めに帰宅するに越したことはないです。
物価は高いがやりくりできる
留学先として人気のアメリカやイギリスに比べると、ニュージーランドの語学学校は学費が安いのが嬉しいところです。
ただし物価は年々上がっているので、家賃や食料品は「東京価格」だと思っておいた方がいいです。
ホームステイを終えて、さてどこに引っ越そうかとなった時も、家賃をおさえるためにシティから少し離れたシェアハウスを選びました。
シティ中心部だとルームシェアでも週200~300NZDの家賃がかかるところがほとんどなので、シティから離れたところに住んでバスで通った方がお得です。
また、外食するとメイン料理とドリンクだけで20ドル~30ドルほどかかるのが当たり前なので、自炊をしていました。
食材は韓国系や中国系のマーケットで買うことが多かったです。
地元のスーパーマーケットには日本人にお馴染みの葉もの野菜(白菜とかほうれん草とか)や大根、もやしなどはほとんどお目にかかれません。
アジア系のマーケットだと品揃え豊富でお値段も安いのでよく通っていました。
それと、日系のスーパーマーケットでは日本からの輸入品が買えるので品質面は安心ですが、価格設定が日本の3倍ほどになります。
私はたまに日本のお菓子が食べたくなった時、ご褒美程度に買い物に行っていました。
あとは、納豆とか・・・たまに食べたくなりますよね。
英語はどこに行っても英語
アメリカ英語やイギリス英語があるように、ニュージーランドの英語もあります。
私はニュージーランドに行って初めてKiwiアクセント(ニュージーランド訛りの英語)に触れました。
ホストマザーがkiwiだったので、現地での生活が始まったばかりの頃は聞きなれないKiwiアクセントに苦戦していましたが、これは慣れればどうってことなし。
語学学校へ行けばKiwiの先生だけでなく、イギリス人、アメリカ人、オージー、アジア系と世界各国から集まったネイティブの先生の授業を受けます。
ニュージーランドはイギリス連邦の国なので、イギリス系の先生もかなり多いのですが、この点はお隣オーストラリアも同じかと思います。
移民の多い多民族国家では、いろんなアクセントの英語が飛び交っていてほんとにおもしろいですよ。
日本人はアメリカ英語で教育を受けた人が大半だと思いますが、現地で暮らしているうちに耳が慣れてくるので、様々なアクセントを持つ人ともコミュニケーションをとれるようになります。
コミュニケーションをとっているうちに、「あ、この人○○出身かな~」なんてこともちょっとずつ分かるようになるほどです。
絶対にアメリカ英語がいい!、イギリス英語がいい!というこだわりがないのであれば、ニュージーランド訛りの英語もおもしろいと思います^^
まとめ
留学先で失敗しない一番の方法は、現地へ行って自分の目でその地を見ることだと思いますが、下見の時間が取れる人はきっとあまりいないですよね。
なので、やっぱりSNSで現地の人の様子を見るのがいいかなと思います。
私も留学前にはネットサーフィンしまくっていましたが、そうするだけでもだいぶ生活のイメージが膨らんだので、実際にニュージーランドでの生活が始まっても後悔したことはありませんでした。
現地に到着するまではいろいろ不安はありましたが、そんな不安が吹っ飛ぶくらい充実した生活が送れたので、ニュージーランドを選んで良かったなと思っています♪