生活費ってどれくらい?ニュージーランドワーホリで1ヶ月に必要なお金

ニュージーランドでワーホリをしたいんだけど、お金はどれくらい持って行けばいいんだろう?

という方に向けて、私がオークランドで生活していた時の生活費をまとめてみました。

 

ニュージーランドワーホリで1ヵ月に必要な生活費

ニュージーランドのワーホリで1ヵ月に必要な生活費はずばり、2000ドルです。

ここでは1ドル70円で換算しているので、日本円で約14万円ということになります。

これは東京に住むことを考えると家賃だけで飛んでいってしまいそうな金額なので、もしかしたらずいぶん安く感じる人もいるかもしれません。

ちなみに、ここで言う生活費とは食費や光熱費、交通費などを想定しています。

ワーホリ中に語学学校に通う人もいるかと思いますが、この記事では学費は生活費に含めずに解説していくので、その点ご了承ください。

また、都市部と郊外どこに住むかで若干の差は出てきますが、平均的に見て2000ドルあれば生活に困ることはないと思います。

それでは実際に私が支払っていた生活費の内訳を見ていきましょう!

 

ニュージーランドのワーホリ生活費1ヶ月分の内訳(固定費)

リビングルーム

 

家賃:660ドル(オークランドのノースショアで週165ドルのフラット)

スマホ代:19ドル(プリペイドSIM)

保険:約300ドル

合計:979ドル=約6万8千円

固定費は以上です。

想像していたより安い!と思う人も多いのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

また、「光熱費は?インターネット代はどうするの?」と疑問に思う人もいるかもしれませんが、私が支払っていた家賃660ドルには光熱費(電気・ガス)、水道代、インターネット代が含まれています。

私はオーナーから家の一室を借りるフラットという形(シェアハウス)で生活していましたが、部屋はひとり部屋でベッドやクローゼット、机がついていて快適でした。

インターネット代については、オーナーが契約している無制限Wi-Fiを一緒に使わせてもらっていたので、ネット環境も抜群に良かったです。

そしてスマホ代はプリペイドSIMの一番安いものを契約していました。

語学学校や家でWi-Fiが使える場合、初めから容量の大きいSIMにする必要はないかと思います。

私が契約していたプリペイドSIMは19ドルで1.25GBまで使用できるものでしたが、1.25GBを超えると自動的に19ドル(1.25GB)分が追加されるようになっていたので、月によっては支払いが38ドルになることもありました。

保険に関しては日本の保険に入るか、現地の保険に入るか好みが別れると思います。

私は日本の保険(歯科治療以外全てカバーのもの)を年間契約していたので月々約2万円の支払いをしていたことになります。

(※ここでは計算しやすくするため、約2万円=約300ドルと換算して記載しています。)

 

ニュージーランドのワーホリ生活費1か月分の内訳(変動費)

食卓

 

食費:150ドル

外食費:200ドル

日用品:20ドル

交通費:150ドル

合計520ドル=約3万6千円

変動費は人によってかなり差が出るところかと思います。

節約次第では、もっと出費を抑えることも可能です。

まず食費ですが、スーパーマーケットで食材を買って自炊するのであれば150ドルあれば十分です。

アジア系のマーケットに行けば野菜や調味料も安く手に入ります。

お米はオーストラリアや韓国のものが30~50ドルで購入できます。

私は10Kgのお米をだいたい4ヶ月おきに購入していました。

日本産のお米が食べたいという場合は、5Kgで30ドルほどになります。海外で日本のものを買おうと思うとやはり高くつきますね。

また、せっかくニュージーランドで暮らすからには、自炊ばかりでなくカフェやレストランなど現地ならではの食文化も楽しみたいですよね。

仮に毎週末外食するとして、外食の高いニュージーランドでは200ドルくらいかかるかなという印象です。

もちろん、どんなレストランで何を食べるかにもよりますが・・・ひとつの目安として、ランチだと20~30ドル、ディナーだと50ドルほどになります。

普段は頑張って自炊して、週末は贅沢に外食をするなど、バランスを考える必要があります。

とは言え、急なお誘いがあったりすると思うので、このあたりは難しいところです。

次に日用品ですが、これはシャンプーや洗剤、トイレットペーパーなどです。

私が住んでいたフラットではオーナーが食器用洗剤とトイレットペーパーを買い足してくれるので自分で購入する必要はありませんでした。

私が自分で用意していたのはシャンプー、コンディショナー、洗濯用洗剤、歯磨き粉。もしスーツケースに余裕があるなら、歯ブラシは日本から予備を持って行ってもいいかもしれません。

ニュージーランドの歯ブラシは大きくて私には合わなかったので、いつも子供用の歯ブラシを買っていました。(笑)

そして交通費ですが、これは学校や仕事に行く時、公共交通機関を使うこともあると思います。

私は学校も仕事もバスで通っていました。

ニュージーランドのバス運賃はゾーン制なので、バス停ごとではなく1ゾーン増えるごとに料金が上がっていきます。

他にも、友達と出かけたりする際にはバスや電車を利用することも多いと思いますが、ここで挙げた交通費150ドルというのはあくまで通勤・通学の目安として考えてください。

 

1年間ニュージーランドでワーホリするために必要なお金

ここまで1ヵ月に必要な生活費を解説してきました。

ここからは、1年間に必要なお金を解説していきます。

ですが、その前にひとつ。

気付いた方もいるかもしれませんが、1ヶ月2000ドル必要と言っておきながら、私の生活費の内訳合計を見てみると約1500ドルになっています。

あとの500ドルは?と思う方もいると思うので、ここで少し付け足しを。

私が支払っていた家賃月660ドルというのは平均よりも低めだと思われます。

理由として言えるのは、シティ中心部から少し離れたところ+フラット(シェアハウス)だったということ。

この記事の初めに、「都市部と郊外どこに住むかで若干の差は出てくる」と説明したのを覚えているでしょうか?

これは日本でも同じことですが、都心や主要都市部ほど家賃が高く、地方に行くほど家賃が安くなりますよね。

私が住んでいたオークランドの中でも、地域によって家賃は週150ドルだったり週300ドルだったりと、ばらつきが見られます。

平均~平均より高めのところに住むと家賃は月1000~1200ドルくらいになると思うので、それを考えて1ヶ月に2000ドル必要としています。

なので、私のように家賃が低めのところに住む場合は、月1500ドルほどの生活費でも不自由なく生活できますよ。

安くて快適な家を見つけられたらラッキーです。

では本題、1年間に必要なお金を見ていきましょう。

単純計算ですが、「1ヶ月に必要な生活費2000ドル」×12ヶ月分=24000ドル(約168万円)

上記を1年間にかかる生活費の目安として、さらに語学学校に通う場合にはここに学費が追加されることになります。

ニュージーランドの多くの語学学校は1ヶ月約1000ドルの学費がかかります。

3ヶ月学校に通うなら1年分の生活費24000ドル+学費3000ドル=27000ドル(約189万円)
6ヶ月学校に通うなら1年分の生活費24000ドル+学費6000ドル=30000ドル(約210万円)

ということになります。

よって、ニュージーランドで1年間のワーホリをしようと思うと、約200万円の貯金があれば安心なのではないでしょうか。

ただし、これはあくまで目安です。

というのも、現地に着いてすぐに仕事を始める場合、貯金を崩して生活する必要がないので、仮に貯金が100万円だったとしても困ることはないはずです。

それとは反対に、現地ですぐに仕事が見つかるか不安という場合は、余裕をもって250万円の貯金をしておいてもいいわけです。

私はワーホリの前に学生ビザで1年間学校に通い、ニュージーランドには計1年10ヶ月滞在していました。

この間に私が使ったお金は学費を含めて約300万円です。

多いか少ないか・・・感じ方は人それぞれだと思いますが、私は不自由なく遊びも充実した生活が送れましたよ!

また、ワーホリ中に語学学校に通おうと考えている場合、早めに申し込んでおくことで節約できるのではないかと思います。

多くの語学学校では、早めの申し込みで割引きになったり、通う期間が長ければ長いほど割引きしてもらえたりします。

さらに、一定の条件を満たしていれば入学金が免除になることもあるので、こうしたお得な情報は事前にしっかり調べておくことをおすすめします。

※元々入学金が必要ない学校もあると思うので、詳細はご自身で調べてみてください。

 

まとめ

ワイヘキ島

 

以上、ニュージーランドワーホリに必要な生活費の解説でした。

繰り返しになりますが、人それぞれワーホリの過ごし方は違います。

そのため、ここで紹介した生活費はあくまで目安にしかなりませんが

  • ニュージーワーホリの1ヶ月の生活費はおよそ2000ドル
  • 1年間ニュージーランドで生活するには200万円必要

これをひとつの基準に、自分のワーホリの目的に見合った貯金額を出してみてください。

ひとりひとりのワーホリに対する考えは違うとしても、ワーホリを最大限に楽しみたいという思いはみんな一緒だと思います。

これからニュージーランドでのワーホリを楽しみにしている人にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

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